Metab. 無料アップグレードしたWindows10を別PCに移せるのかサポート Icloudメール windows10メール. Draper, P.J. "Protein Digestibility-Corrected Amino Acid Scores and Digestible Indispensable Amino Acid Scores Differentially Describe Protein Quality in Growing Male Rats".Journal of Nutrition.145(2): 372–9.--------------つまり最新のDIAAS基準でアミノ酸スコアを計算すると、ソイなどの植物由来タンパク質に比べて、ホエイなどの乳由来のタンパク質は高品質であることがわかるのです。以上のことを考え、僕ら兄弟は植物由来のソイプロテインよりも、乳由来のホエイ・カゼインプロテインを摂取することをおすすめしています(大きくなりたいならば)。さて、最後にタンパク質を大量に食ったとして、全部吸収されて筋肉に使われるの?という疑問について答えようと思います。これに関しては、答えだけ先に言うと、NOです。考えうるアミノ酸吸収を制限するファクターとしては1、消化効率2、小腸でのアミノ酸吸収速度があります。消化効率は、食事の際の腹の空き具合(ホルモンバランス)、何を何と一緒に食べたか、によって変わります。完全に胃・小腸でアミノ酸に分解されなかったタンパク質は、大腸の細菌に使われてしまったり排泄されたりします。また、小腸でアミノ酸を吸収するトランスポーターも、大量のアミノ酸存在下ではすべてのアミノ酸を吸収できない可能性もあります。そして、根本的な問題として、吸収されたアミノ酸がすべて筋肉合成に使われるというわけでもありません。アミノ酸は常に糖質に変換され、エネルギー源として利用されます。では一体どれぐらいなら一度に吸収され、筋肉合成に利用されるのでしょうか?これについては諸説あるので具体的にこれだ!!という数字を提示することはできません。ですが、筋トレ界で有名な筋肉博士である石井直方先生が面白いコラムを最近書いています。タンパク質の摂取を増やせば増やすほど、筋肉が増えるわけではない!この記事によると、”これは普段の食事だけでなく、トレーニング後のプロテインの補給でも同様で、どんな状況であっても基本的には20gがタンパク質量の上限値であるようです。(中略)40~50gの量を摂っても吸収はされますが、それが筋肉の材料になっているわけではなく、余分なものはエネルギー源として燃やされてしまいます。(中略)そうなるとプロテインも不要ということになってしまいますが、タンパク質は合成を上げるスイッチでもあるので、20~30gを一日に複数回摂るためには便利で効果的な手段と言えます。ただ、あまり多くの量を摂る必要はないと考えていいでしょう。”(記事より引用)と、書かれています。数字に関しては引用がないので、なんとも言えないですが、明らかに吸収されたタンパク質がすべて筋肉の材料になるわけでないことを明言しています。以上、いかがでしたでしょうか?ポイントをまとめると1、”良質なタンパク質” とは必須アミノ酸をバランスよく含んでおり、かつ消化・吸収がされやすいタンパク質のこと。2、最新のDIAAS基準を用いると、ホエイ、カゼインら乳由来のタンパク質に比べてソイはタンパク質の品質がよくない。3、タンパク質を大量に摂取したとしても、全部吸収されるわけではないし、吸収されたアミノ酸も一部しか筋肉合成に利用されない。でした!次回はいよいよ最後、「じゃあ結局プロテインは何をどう飲むのがおすすめなの?」という疑問に我々なりの答えを提示していこうと思います。みなさんの記事へのフィードバック、とても助かっています!これからもコメント、質問などどんどんもらえると嬉しいです!・えっじゃあソイってダイエットにいいって言うけどなんなの?・DIAASはなんで日本で採用されないの?・ここの説明も欲しい・大事なポイントが抜けているなどあればぜひコメントください。Twitterで投稿もしているので、そこでコメントくださっても全然OKです!!@toharabrothers兄弟共有LINEアカウントもあります。こちらでもフィードバックをいただけるととても嬉しいです。じゃんじゃん連絡してください!!最近友達が増えてきて嬉しいです!!登録してくださったら、必ずひと言LINEしていただけると非常に助かります!スタンプだけでもいいです!そうでないとこちら側で友達登録ができないので!よろしくお願いします!実際に一言をもらえないのでこちら側に反映されていない方が何人かいらっしゃいます!ぜひ一言お願いします!メールも待っています。返信率100%です。toharasmusclelifestyle@gmail.com, どうも!いつも通り兄者です!!!クリスマスが過ぎたらあっという間に年末年始ですね〜NYCにいると初詣もできないし、おせちも食べれないし、カニ鍋もできないし、、、ガキの使いも観れないし、、、やっぱ年末年始は日本が一番だと思います!!!みなさん僕の分までエンジョイしてください!!!うらやましい!!!さて、今回はタンパク質の専門家が解説する ”プロテイン” ① 〜プロテインってなんぞや?〜タンパク質の専門家が解説する ”プロテイン” ② 〜ホエイとカゼイン〜に引き続き、タンパク質の専門家である兄者が解説するプロテインシリーズ③をお届けしたいと思います!前の記事を読んでいない方は①と②を読んでおくことを激しくおすすめします!では今回の内容!1、タンパク質とアミノ酸ってなんだっけ?の復習。2、ホエイプロテインのアミノ酸組成。会社ごとに違ったりするの?3、グルタミンの量がアミノ酸組成に書かれていないんだけど、グルタミンが入っていないプロテインとかあるの?という感じです!ではひとつひとつ解説していきましょう!まずはタンパク質とアミノ酸ってなんだっけ?について復習しようと思います。これはこの先の記事を理解するために非常に大事だからです。タンパク質の専門家が解説する ”プロテイン” ① 〜プロテインってなんぞや?〜で書きましたが、イメージ的にはタンパク質=レゴの完成品アミノ酸=レゴブロックと例えることができます。この際レゴブロックに相当するのが20種類のアミノ酸そしてこれら食品から吸収されたアミノ酸(レゴブロック)が数珠つなぎになって連なっていくことでタンパク質(レゴの完成品)が完成します。今日はもう一歩踏み込みます!それは各タンパク質のアミノ酸組成は決まっているということです。例えば、左上の模式図で示したホエイタンパクの主成分であるβラクトグロブリンは、アミノ酸が162個連なって完成したタンパク質です。その配列はMKCLLLALALTCGAQALIVTQTMKGLDIQKVAGTWYSLAMAASDISLLDAQSAPLRVYVEELKPTPEGDLEILLQKWENGECAQKKIIAEKTKIPAVFKIDALNENKVLVLDTDYKKYLLFCMENSAEPEQSLACQCLVRTPEVDDEALEKFDKALKALPMHIRLSFNPTQLEEQCHIといったふうに決まっています。ちょっと難しいですね。このアルファベットのひとつひとつがアミノ酸の名前に相当します。例えば最初の MKC… はM = メチオニンK = リジンC = システインとなります。つまり1、ホエイタンパク質の主成分はβラクトグロブリンである。2、βラクトグロブリンはアミノ酸が162個連なってできたタンパク質で、その組成が決まっている。ということです。さて、ここで頭のキレる方ならすでに気づいているかもしれませんが、あれ?そしたらホエイプロテインのアミノ酸組成ってそもそも最初っから決まってんじゃねえの?ということに、気づいたでしょうか?実はこれ、その通りなんです。というわけで、実際に僕が、公開されている某2社のホエイプロテインのアミノ酸組成と、前の記事で登場した論文に書かれている、研究者たちが牛乳から精製したホエイプロテインのアミノ酸組成を比べてみました。見事にアミノ酸組成、ほぼ一緒ですよね?つまり、ぶっちゃけ、どの会社のプロテインもホエイプロテインである限りはアミノ酸組成はほぼ変わらないのです。プロテインの精製方法によって若干の違いは出ますが、基本的に組成は変わりません。これはカゼインやソイにおいても一緒であり、カゼインプロテインであれば会社ごとに違いはあまり出ませんし、ソイでも一緒です。もちろんメーカーによってはビタミンを加えていたり、精製方法の違いによって脂質の量が若干違っていたりします。しかしアミノ酸組成に関しては会社でさほど違いは出ないはずなのです。さて、最後に、注意深く上のグラフを見た方であれば、とあることに気づいたと思います。グルタミン、アスパラギン、システイン、トリプトファンの値が載ってなくない?システインとトリプトファンについては、論文で値が載っていなかったので、グラフに載せていません。某2社に関してはシステインとトリプトファンの値は載っています。ですが問題はグルタミンとアスパラギンです。これら二つのアミノ酸の値がどのアミノ酸組成をみても載っていません。特にグルタミンに関しては筋トレ戦士が気にしがちなアミノ酸なので、どうしてないのか気になりますよね?これは別に陰謀でもなんでもなくて、ただ単なる技術的な問題です。タンパク質のアミノ酸組成を測定する際は、1、タンパク質をアミノ酸にバラバラにする。2、バラバラにされたアミノ酸の量を測定する。といった手順を辿ります。実はこのタンパク質をバラバラにする際、グルタミンはグルタミン酸に、アスパラギンはアスパラギン酸に変化してしまいます。よってグルタミンとアスパラギンの量は測定できないのです。ですが安心してください。もう一度このグラフをみてみると、明らかにグルタミン酸(つまりグルタミン+グルタミン酸)の量は多いです。さらに、ホエイとカゼインはともにグルタミンがたくさん含まれているタンパク質だということが知られています。乳由来のホエイ、カゼインはグルタミンリッチなプロテインだと言えます。さて、プロテイン解説シリーズ第3弾いかがでしたでしょうか!最後にこの記事のポイントをまとめると1、プロテインのアミノ酸組成は決まっている。会社ごとに違いはあまり出ない。2、測定過程で分解されてしまうので、プロテインのアミノ酸組成表にグルタミンとアスパラギンの量は載っていない。3、乳由来のホエイもカゼインもグルタミンリッチなタンパク質。次回はタンパク質の専門家が解説する ”プロテイン”④ 〜良質なタンパク質とは〜というテーマで書こうと思います!P.S.Twitterで、この記事で「結局どんなプロテインをどう飲むのがおすすめなの?」という点について書くと予告しましたが、タンパク質の専門家が解説するプロテインシリーズの最終章に書かせてください!!もう少々お待ちを!!すいません!!解説記事へのフィードバック、待っています!・グラフ読み方分かんね。・ここの説明も欲しい・大事なポイントが抜けているなどあればぜひコメントください。Twitterで投稿もしているので、そこでコメントくださっても全然OKです!!@toharabrother兄弟共有LINEアカウントもあります。こちらでもフィードバックをいただけるととても嬉しいです。じゃんじゃん連絡してください!!最近友達が増えてきて嬉しいです!!登録してくださったら、必ずひと言LINEしていただけると非常に助かります!スタンプだけでもいいです!そうでないとこちら側で友達登録ができないので!よろしくお願いします!実際に一言をもらえないのでこちら側に反映されていない方が何人かいらっしゃいます!ぜひ一言お願いします!メールも待っています。返信率100%です。toharasmusclelifestyle@gmail.com, こんちは!兄者です!クリスマスイブですね!!そんなのクソ関係ねぇのでプロテインについてお勉強しましょう♪今日は前回の記事に引き続きプロテインの解説を科学者の立場に立ってしてみようと思います。前回のプロテインとは何か?についての記事を読んでいない方はぜひそちらを先に読んでみてください!タンパク質の専門家が解説する ”プロテイン” ① 〜プロテインってなんぞや?〜今日はプロテインの種類の中でも多くの皆さんが飲んでいるであろうホエイタンパク質とカゼインタンパク質について解説していこうと思います!!どちらも牛乳から作られるタンパク質ですね!まずはこの二種類のタンパク質の特徴をざっとまとめてみます。1、ホエイタンパク質ホエイタンパク質は牛乳のタンパク質の20%をしめ、前回の記事で出てきたβラクトグロブリンが主成分です。このタンパク質は水によく溶け、よって胃腸内で分解・吸収されやすいです。結果的に、飲んでから血中のアミノ酸濃度が上昇するまでの時間が早いのでトレーニング直後などによく飲まれます。2、カゼインカゼインは牛乳のタンパク質の80%をしめます。もちろんカゼインもβラクトグロブリンと同様にアミノ酸がつながってできたタンパク質なのですが、βラクトグロブリンとの決定的な違いはその水溶性にあります。カゼインはたくさんのカゼイン同士がくっついて毛玉のような凝集構造をとることが知られています。この凝集構造は水に溶けないのでなかなかカゼインを分解する酵素が胃腸の中でなかなか働くことができません。よってゆっくりとカゼインは胃腸で分解されてゆくのです。就寝前など、プロテインを摂取してからゆっくりとアミノ酸を吸収したい場合はカゼインタンパクを摂る人が多いです。以上まとめると、2種類のプロテイン何が違うかというと・水に溶けやすいホエイタンパク質は早く吸収される。・水に溶けにくいカゼインタンパク質はゆっくり吸収される。ということです。…いやぁ月並みなことを書きましたなぁ!!というわけで以下は科学者の僕にしかできないホエイとカゼインの比較をしてみようと思います!今回は1997年にPNASという科学雑誌で発表されたある実験に基づいて解説していきます!http://www.pnas.org/content/94/26/14930(以降この記事で出てくるグラフは論文のデータをもとに兄が作成しました)なぜこの論文をもとにするかというと1、ホエイとカゼインを飲んだあとの血中アミノ酸濃度の変化を時間を追って測定している。2、被験者の数が多く、さらに被験者の栄養状態などがよくコントロールされている。3、この20年で1200回以上引用されている。と言った点でこれを選びました。いい記事なので英語を読める方はぜひ読んでみてください。この論文で彼らはホエイとカゼインをそれぞれ別の被験者に飲ませ、その後血中のアミノ酸濃度がどう変化したかを7時間に渡って記録しました。一般的に血中のアミノ酸濃度が高いと筋肉合成が効率的に行われると言われています。実際にプロテインを飲んだあと、どのように血中にアミノ酸が取り込まれるか気になりますよね。具体的にどうしたかというと、まず12人の健康な男性(全員同じぐらいの体重かつ年齢も24歳前後)を選び、実験前の3日間同じ量のタンパクを摂取してもらい、かつ同じ程度の運動もしてもらいました。そして前日も同じ時間に同じような夕食を摂り、かつ同じ睡眠時間(約10時間)を摂り、朝ごはんを食べずに朝から実験スタートです!被験者を6人と6人のグループにわけ、一方のグループには30gのホエイタンパク質もう一方には30gのカゼインタンパク質を飲ませました。そして血中のアミノ酸濃度を時間経過で測りました。その結果とポイントを一つ一つ見ていこうと思います!1、ホエイは血中のアミノ酸濃度をより早く上げるが、下がりも早い。一方カゼインはアミノ酸濃度の上がり方は小さいが、より長い時間アミノ酸を血中に供給できる。上の図がホエイを摂ったグループとカゼインを摂ったグループの血中のロイシン(アミノ酸の一つ)濃度を時間を追って測ったグラフです。ご覧の通りホエイは飲んでから30分以内に血中アミノ酸濃度がぐんと上がり、2時間ほどは高い値をキープしていますが、その後はだんだんと下がっていきます。一方カゼインは摂取後、同じように30分以内に血中アミノ酸濃度が上がりますが、ホエイほどは上がりません。その代わり摂取後7時間に渡って血中のアミノ酸濃度を高いままに保ちます。これは、ホエイは短時間で大量のアミノ酸を血中に供給し、一方カゼインは徐々に吸収されていくので長時間アミノ酸を血中に供給できるということになりますね。しかしどちらも2時間半から3時間は血中アミノ酸濃度を高く保っています。増量中の筋トレ戦士であれば3時間に一度は食事をすると思うので、ホエイの効果が短いと言っても、感覚的には十分に長いのかもしれません。2、タンパク質の破壊を抑える効果はカゼインの方がホエイよりある。上の図はプロテインを摂取後、タンパク質がどれだけ分解されたかを表すグラフです。タンパク質が分解されているということは、筋肉が分解されている可能性があるということです。単位は難しいので無視して構いません。縦軸の値が低いほど、タンパク質の分解が少ないということです。ご覧の通り、ホエイは7時間にわたり一定の値を保っていますが、カゼインは摂取後80分あたりからタンパク質の分解を少し抑え始めます(カゼインのグラフが80分あたりから下がり始めるのがわかると思います)。ホエイではタンパク質分解を抑える効果が見られないが、カゼインでは摂取後タンパク質分解が抑えられるということです。3、タンパク合成をホエイはカゼインよりも促進する。最後に、上の図はプロテインを摂取後、どれだけ身体のタンパク質合成が促進されたかを示すグラフです。つまり、”すごく簡単に”いえばどれだけ筋肉の合成が促進されたかを示すグラフです。ホエイでは摂取後40分から160分にかけてタンパク質合成が促進されていますが、カゼインでは比較的低い値をずっと保ち続けています。ホエイは摂取後2時間ほどはタンパク質合成を刺激すると言えます。さて、こうやって実際の実験結果を見ながらホエイとカゼインの比較をすると面白いですね!!!まとめとしては1、ホエイは摂取後2-3時間にわたりアミノ酸を血中に高い濃度で供給する。カゼインは摂取後7時間以上にわたりアミノ酸をある程度血中に供給する。2、カゼインは摂取後1時間あたりから身体のタンパク質の分解を抑制する。3、ホエイは摂取後2-3時間にわたり身体のタンパク質の合成を促進する。ということです!!よっしゃ!!んじゃホエイとカゼインを、このグラフに沿って時間のタイミングを合わせながら両方飲みまくってやれば血中のアミノ酸濃度上がりまくりやーー!!!!となりましたか?そうなってしまったあなたはサプリメントの広告に騙されやすい方だと思います。よくこの解説記事の最初の方を読んでください。この一連の実験では1、被験者は10時間の睡眠後、朝ごはんを食べずにホエイプロテインまたはカゼインプロテインのみを摂取。2、被験者はプロテイン摂取後7時間に渡り食事をできない。という条件下で血中アミノ酸濃度を測っています。つまり17時間のもの長い間、身体に30gのプロテインしか与えられていない絶食状態です。我々が通常プロテインを摂取する際は、何かしらの炭水化物(糖分)も一緒に摂取しますし、17時間に渡って絶食をすることもほとんどありません。必ず食事を挟んだり、再びプロテインを飲んだりするはずです。そのような違った条件下では”必ず”実験結果は違ってきます。食事を伴って同じような実験をしたらグラフの形は大きく変化することでしょう。よって、こういう記事や論文を読んだ際は「へぇーなるほどねー。確かにホエイの効果は早くて強烈で、カゼインはゆっくり長く効くんだね。ホエイのタンパク質合成を促進する効果は本当っぽいけど、カゼインが促進効果がないっていうのは糖質も組み合わせたらどうなるのかな?それにホエイはタンパク質分解を抑制しないけどそれも食事次第で変わるかも」と、与えられた情報をそのまま受け取るだけでなく、常に情報を十分に咀嚼しながら、考えながら捉えるのが正解であり「うおーーまじか!!じゃあホエイとカゼインを一緒に飲んだら常に血中アミノ酸濃度高いし、タンパク質合成も促進されて最高や!!タイミングもこの論文に合わせて飲むわ!!!科学最高!!!」と、短絡的に考えてしまうのは間違いなのです。では最後にもう一度まとめてみましょう。1、ホエイは摂取後2-3時間にわたりアミノ酸を血中に高い濃度で供給する。カゼインは摂取後7時間以上にわたりアミノ酸をある程度血中に供給する。2、カゼインは摂取後1時間あたりから身体のタンパク質の分解を抑制する。3、ホエイは摂取後2-3時間にわたり身体のタンパク質の合成を促進する。4、1−3の結論はプロテイン摂取前10時間、摂取後7時間にわたり絶食をした条件下で得られたデータであり、食事次第で結果やタイミングは変わりうる。 <- NEW!! エニービーツ できない. pii: e12893. 2013, Molfino, Gioia et al. Med. [運営会社] サンプラグループ 〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通1-2-18 spgビル tel.078-333-9333 fax.078-333-9334 ネガティブな意見 (例えば 水素水 デタラメ でググる)の両方を調べる必要があります。また、この時「誰が、いつ、どのようなサイト」でその意見を述べているのかよく見る必要もあります。例えば水素水を販売している会社のページにいけばそれは水素水ってすごいぜっていう内容になっているに決まっています。水素水を売らなければいけませんからね。そういうページの話は全く参考になりません。また、会社のページでなさそうでも、下の方に水素水販売ページに飛ぶような記事であったりも信用できません。専門家や医者の人がコメントしているならばある程度信用ができるかもしれません。この専門家というのも、本当にその分野の専門であるのかよく調べると良いでしょう。例えば東大名誉教授の数学者がサプリについてコメントしていても、それは専門家の意見とは言えません。ちゃんと、その製品、サプリの専門の人を見つけましょう。さて、まとめると1、「科学的な根拠」というのは論文、データの積み上げで徐々に確立していくもの。2、データを積み上げて徐々に説を確立しなきゃいけないのに、再現性の取れない論文がいっぱいあって科学はクソ。3、「Aは効かない」といったネガティヴデータが世に出ないから、間違っていたとしても数少ないポジティブデータが信頼されがちな科学はクソ。4、会社の製品・サプリ宣伝ページの”科学的根拠”を信頼しないこと。5、自分で調べること、この際にポジティブな意見とネガティブな意見の両方を調べること。専門家の意見をみること。といった感じです!あれ、つまり科学ってクソってこと?ってなると思いますが、もちろんそんなことはありません。こんな重大な問題を抱えながらも科学の世界ってのはうまくやっています。再現性が取れない論文はたくさんあります。しかし面白い研究であれば、人々はそれを再現しようとして、再現の失敗が続けば「これうまく行かなくね?」とすぐに話題になります。例えば去年、NgAgoという新しい遺伝子編集技術が発表され、ものすごい話題になりました。こぞって世界中の研究者が再現をしようと実験をしましたが、ことごとく失敗に終わります。そこで「あれこれおかしくね?」といったことが話題になり、最終的に技術に根本的な間違いがあることがわかりました。このようにインパクトの高い論文であればあるほど、再現が取れなければ問題になるので間違った知見が広まることが予防できます。また、あまり面白くない(研究者的に)トピックだったとしても、長年間違ったことが常識になっていれば「Aは筋肉合成に効くと長年言われてきたが、実はそんなことはない!」といったふうにネガティヴな結果でも面白い結果へと変わります。このように、時間はかかるかもしれませんが、間違った結果はちゃんと修正されていくのです。さて、というわけで1、「科学的な根拠」というのは論文、データの積み上げで徐々に確立していくもの。2、データを積み上げて徐々に説を確立しなきゃいけないのに、再現性の取れない論文がいっぱいあって科学はクソ。3、「Aは効かない」といったネガティヴデータが世に出ないから、間違っていたとしても数少ないポジティブデータが信頼されがちな科学はクソ。4、会社の製品・サプリ宣伝ページの”科学的根拠”を信頼しないこと。5、自分で調べること、この際にポジティブな意見とネガティブな意見の両方を調べること。専門家の意見をみること。6、にもかかわらず科学ってのはうまくまわっている。というのが今回のまとめです!!!この記事はCalling Bullshitというワシントン大学の授業を参考にしました。Youtubeに講義が上がっているので、ぜひみてみてください。ちなみに、2月5日、今日は僕兄者の誕生日です!祝ってください!笑-----------------------------・えっじゃあこのサプリメントって実際どうなの?・水素水の具体的に何がいけないのか教えてよ。・ちょっとこの記事かたくてわかりにくいわ。などなどあればぜひコメントして下さい!Twitterで投稿もしているので、そこでDM/コメントくださっても全然OKです!!@toharabrothers兄弟共有LINEアカウントもあります。こちらでもフィードバックをいただけるととても嬉しいです。じゃんじゃん連絡してください!!最近友達が増えてきて嬉しいです!!登録してくださったら、必ずひと言LINEしていただけると非常に助かります!スタンプだけでもいいです!そうでないとこちら側で友達登録ができないので!よろしくお願いします!実際に一言をもらえないのでこちら側に反映されていない方が何人かいらっしゃいます!ぜひ一言お願いします!, こんにちは!兄者です。もう2月になりますね!2018年も12分の1が終わってしまうということです。早いっすなぁ、、、というわけで今回はプロテイン最終章結局どのプロテインをどうやって飲むのがいいのよ?って話をしたいと思います。第1章タンパク質の専門家が解説する ”プロテイン” ① 〜プロテインってなんぞや?〜→当然のように飲んでいるプロテイン、これってそもそも何?第2章タンパク質の専門家が解説する ”プロテイン” ② 〜ホエイとカゼイン〜→ホエイは吸収が早くてカゼインは遅い!ってどういうこと?第3章タンパク質の専門家が解説する ”プロテイン” ③ 〜プロテインのアミノ酸組成〜→プロテインって会社ごとにアミノ酸組成違ったりするの?ちゃんとBCAAとか摂れるの?第4章タンパク質の専門家が解説する ”プロテイン”④ 〜良質なタンパク質とは〜→良質なタンパク質って何よ?ソイってどうなん?1回でどれぐらいタンパクって摂取すべき?の4つの記事に続く、5つ目の記事になります。いろいろとプロテインについて独自の視点から解説してきましたが、LINEなどで結局おまえらは何をどう飲むのがいいと思っているんだ?とのお言葉をいただいたので、最後にこの記事を書いてプロテイン解説シリーズを締めくくりたいと思います!!まず、この記事の本編に入る前にいくつか言っておきたいことがあります。まず一つには結局プロテインは食事の一環なので"絶対これがいい" と言ったセオリーはないということです。一般的な理論展開はできますが、詳細にこれが良くて、こうするべきというのはその人の目標・ライフスタイル・体質によって変わるということです。さらに続けて、筋肉量を増やしたい人のためのプロテインの摂り方を書いていくので、筋肉とかどうでもいいからとにかく痩せたいなど、そういった方には当てはまらないやり方だと思います。以上のことを踏まえて本題に入っていきたいと思います!!まずは、プロテインを飲むとはどういうことか?について考えましょう。一つにはもちろん、筋肉の原料となるアミノ酸を供給するためにプロテインを飲む。これについてはプロテイン解説記事①で詳しく書きました。食事では摂取できない量のアミノ酸を身体に供給するためにプロテインで補うということですね。そしてもう一つ、プロテイン/タンパク質の大事な役割として、筋肉合成を刺激するという役割があります。摂取したプロテインは、アミノ酸に分解され、血中のアミノ酸濃度(特にロイシン濃度)が上がると、筋細胞がタンパク質を合成するモードに入ります。つまり、プロテインには栄養素としての役割の他に、代謝をコントロールする物質としての役割も果たしているということです。これは身体が栄養状態を感知する機能を持っているということでもあります。多くのアミノ酸が血中に存在すれば、身体はそれを感知して「筋肉合成をしてもいいタイミングだな」と判断し、筋肉合成を進めます。逆に飢餓状態にあるときは、身体は筋肉を分解して生きるのに必要なエネルギーをアミノ酸から作ろうとします。身体は栄養状態によって代謝の方向性(筋肉を作るか・分解するか)がちゃんと決まるのです。まとめると、プロテインを飲むことで1、筋肉の原料となるアミノ酸を供給する。2、筋肉合成を刺激する。という2つのことが達成できます。ではこの2つのプロテインの役割に注目して1日にどういったタンパク質の摂り方をするのがいいか考えていきましょう。まずは1日にどれぐらい摂取すればいいのか?ということについてです。これについては効率よく""脂肪をあまり増やさず""に筋肉を増やす方法(増量期)で弟が記事にしています。この計算によると、弟は83kgほどの体重で200gのタンパク質摂取を1日の目標にしています。これはかなり多めの量で見積もっています。と、いうのも、多くのアスリートやボディービルダーの食事を調べると、アスリートで1.3-1.8 g/kg、ボディービルダーで1.7-2.2 g/kgの量を1日に食べているということが調査でわかっています。J Sports Sci.